2018年4月9日月曜日

諏訪湖ロングレースへの道 方角の確かさ

三角コースを如何に綺麗に回航するか?

それがタイム削減の近道。
艇速は自らのエンジンとしてのスペックから来るもので手の打ちようがありません。
しかし、最短距離である直線進路を選ぶことはある程度工夫ができるのでは、と考えます。
コンパスを利用します。ダイソーで購入した一目盛り15度の粗いものですが…
コンパスを使うとは言ってもシングルスカルですので、進路(コース)の針路(Bearing)はあくまでも、地上目標物で決めます。
それが初めて漕ぐ場所でも。
何時も漕ぐ相模湖、宮ヶ瀬湖は進み方が大体決まってますが、初めて漕ぐ諏訪湖では、出発点、進路、針路、コンパス、地上目標物の順に決めて行きます。コンパスはあくまでも、補正のため。
その地上目標物の確かさをコンパスで測定する訳です。一度確かめたら、暫くの間、地上目標物で進路を決めます。

偏差の確認

地図の北は真北、磁石の北は磁北。諏訪湖では磁北が西に7~8度程ずれてます。
地図上で進路の針路が120度ですと磁石では127度位の針路になります。
第1レグのスタートから初島迄が3キロ。3キロと言うと宮ヶ瀬湖の本湖北端から南端ブイ迄の距離に匹敵します。
その様に長い距離でシングルスカル漕ぎ手の視線で初島が果たして視認出きるか、お楽しみです。
コックスがいれば、漕ぎ手は漕ぎに専念できますが、コックス無しはなかなかそうは行きません。

風が出ると、これまた直線進路は難しいのです。どうしても流され、進路は曲線になり、距離が増します。

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