2019年8月13日火曜日

【安全】オール落下事故検証項目

近々に事故検証がされると言うので、
最低限の調査検証項目を図解でまとめましたので、実施ください。
オールの測定は片側はスリーブ端面がポイントです。

この位置でないと、寸法Aは最小になりません。
今回落下したのはスカルオールですが、スイープオールも計測します。

それはこのラック群がそもそも何に対して設計、製作されていたかを確認する為です。

検証とは別に、巷では、ラックを
スカルとスイープオールの両方で使えるものがあります。

http://www.swiftracing.eu/ENG/rack-vo.htm

オールのボタン寸法は分かりませんでしたが、
外国のサイトでスカルオールとスイープオール共用のオールラックの仕様では、ラック幅が60mmだそうです。

つまり60mm幅以内でしたら、スカルオールも落下しない様です。←これは誤記

本製品のカタログ 
寸法B
スカルオール用  63mm
スイープオール用 75mm

海の森漕艇競技場のオールラックもスイープ用とスカル用のラックはこの間隔が異なるとの報告頂いています。

この外国製のスイープ・スカル両用縦型ラックも
ラックの間隔、つまりオールのカラー、ボタンを支える間隔は、スイープとスカルでは異なると言うことが判明しました。

63mmの寸法B(広さではなく狭さ)が必要なスカルオールを
間隔75mm幅のスイープオール用ラックに掛ければ、落下するでしょう。

特にオールを高い位置に吊るさなければならない艇庫は要注意です。

特にスカルオールは決してスイープオール用ラックに掛けることは厳禁です。

ご安全に!

以上宜しくお願いします。

事故検証に不可欠な調査項目

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