2018年2月14日水曜日

ニミッツ元帥の反省で考えさせられること

  彼も彼の上司の米国海軍作戦部長のキング元帥も、化学兵器を敢えて使わなかった。ジュネーブ条約を遵守してのこと。

  しかし、ガダルカナルか、硫黄島か、多くの部下を死なせた事を痛感して、彼は後になって反省している。

 化学兵器を使えば自分の兵の犠牲はもっと少なく抑えられたと。

 米国が多方面に渡って、例えば戦争上の人道的協定に参加しない原点は、正にここにあるのでしょう。

 将として、自分の兵の命を守ることが、協定に不参加の理由なのだろう。

 戦争の最中、殺し合う事が成果であるのだから、味方と敵を同じ人格で扱うことがあれば、兵はその将に付きたくないだろう。

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