2018年3月25日日曜日

相模湖漕艇日記 2018.3.25日 新ドック使用開始間近

概要


2018.3.25日 晴れ、微風 シングルスカル 
離岸0810時 Finish 0910時 着岸 0920時 漕艇距離 9km

詳報

  • 本3/25日からは相模湖は夏時間になります。夏時間は開場が07時となります。漕艇をしても、休日一日が長く使えるのは有難いです。
  • 朝5時起床。支度を済ませ、カップ麺を食し、自宅をスクータで出発したのが0615時です。相模湖漕艇場には、職員お二人が既に準備を済まされて、杏林医学部の部員達が、準備体操をしていました。
  • 見事な浮き桟橋(ドック)が沖に4隻、鎮座していました。写真、青色のドックがそれです。しかし、完成検査も済んでないので、本日は臨時の小さなドックを前回と同様に使います。
  • 職員の方に、新品のドックについて感想を尋ねられました。私は偉そうに、すかさず高いですね。US Rowing の公認のEZ DockのLow Profileならば、スカルにはバッチリでしたのにとお答えしておきました。
  • カタログでは15cmとかですが、実測は25cmとか。せっかく東京オリンピックにはカナダの練習場になるのに、最高の設備でお持て成しできないのは残念です。


  • 今朝は何時も愛用する艇のラック前にKFが鎮座していたので、仕方なく、別の艇を借艇しました。その関係で早くは漕艇場には到着したものの、リギングに時間が掛かりました。とにかく、蝶ねじの下の平座金の収集から始まりました。平座金は、ネジの締め込み力を非圧縮側構造に分散する需要な役目があります。艇を傷めないので、大事です。
  • また、この艇、バウ側の浮力室に浸水がある様で、格納時キャップが開いていました。私も漕艇後、浸水を確認しました。そこそこの浸水量です。
  • 本日は諏訪湖ロングレースを意識しての漕艇練習。取り合えず1往復4キロは休みなしで漕いで見ました。
  • 最初は一気に8キロの気分でしたが、やはり漕ぎ出すと結構きついもの。体が熱くなります。私の低速な艇速では、8キロを30分をやっと切る感じです。途中の給水もなく。30 X 7 / 4 =52.5 分 が予測値です。
  • 諏訪湖をとにかく真直ぐ漕ぐ。これが次の目標です。
  • 多分私の場合、前方に艇が一杯並んでいるので、目標となる初島、回航ブイを見るよりは、艇を追いかける漕ぎとなるでしょう。
  • 今回のレースでは、私より速い人ばかりですので、私が衝突する相手はいない。レース中に停船している人がいたら問題ですが、多分、そんな悠長な方はいないでしょう。
  • 最終の復路、1千メートル付近で、衝突予防の警告を受けました。私より前方スタボード側で漕いでいた方が、丁度1千メートル付近のスタートブイ地点で停船されていました。私のリアビューミラーではスタボー側で漕いでいると思っていたのですが、何時の間にかポート側に停船していたのには気づきませんでした。声を出して頂いて衝突は防げました。
  • この方、私と並べたかったのでしょう。その方は最南端コースのスタート位置に停船してました。私はその更なる南側コース外横を通過したら、その方も同時に漕ぎ始めました。
  • 最初は同じ様な速さでしたが、モーターボートの引き波が突然襲って来た時の対応がその方と私は違いました。その方は引き波が収まるまで停船しましたが、私は漕ぎ続けましたので、ブイ3つ間の差は付きました。波が来たら怖いですから、停船して揺れが収まるのを待つのは、常套手段です。
  • 私の場合は進みます。オールが水中にあるときは、しっかり平衡を取り、リカバー時はフェザーブレードで水面を叩く感じで平衡を取ります。漕ぐ私は揺れて当然。ローリングは防げてもピッチング、ヨーイングは防げません。
  • 怖いのは、進んでいる艇よりも、停船している艇です。一定の距離を開けてお互いに進んでいれば、相手を視認する側が進路を譲る。この鉄則を守れば衝突は防げるのですが、停船とは位置も方向も変えられない状態で逃げることができません。だから怖い。
  • 特にコース内は自動車で言えば高速道路の様なもの。自動車が高速道路内で停車していたら、必ず事故を起こします。レースの発艇前ではないのですから、停船するならコース外が基本では。
  • モータボートの引き波。結構これも嫌なものなのですが、シングルスカルの場合、オールが水が浸かっている時こそ、平衡を保てる機会。そして、船は進んでいると安定しますが、止まると不安定になります。自転車が止まっていては、自立平衡を保てないのと同じ原理です。引波に合わせて前進できれば、楽です。レンジを下げるのも手ですね。
  • 2往復、9キロ。今日も早上がり、艇を片付けて、10時前には退場。
  • 杏林の部員、ドックに脱いだ靴を置かずマナーが良い。特に臨時のドックですので、小さく狭く、靴があると邪魔。そんな事が判っていてか、立派なものです。
  • 今日も充実した漕艇運動でした。
  • 帰りしな、職員の方には、バイク運転は気をつけてのお言葉を頂戴しました。
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