2018年12月7日金曜日

紅葉レガッタ、モーターボート責任者作業纏め

紅葉レガッタで今年初めてモーターボート責任者を拝命しました。財団から借用する審判艇2艇、監視に使用する作業艇2艇を借用から返却迄の作業責任を負うことになる。

今年2018年の紅葉レガッタは色々な事が起きました。
1. 審判艇の一つが前後進切替に不具合が起き、任務に中々就けなかった。
2. 審判艇の一つが途中燃料補給で任務を離れた。
3.競技艇1艇が昼休みで監視艇不在の間、湖上浮体と接触、審判艇1艇が救助に向かう。
4.監視艇がプロペラにロープを絡まし一時曳航された。
私が責任者になった今年は本当に色々な事がおきました。

さて、そんな体験をしましたので、反省は一杯で、申し送りを兼ねて文書として纏めたのが以下です。

来年の責任者とモーターボート操縦者の方には、

  1. 本書
  2. モーターボート運転および取扱い要領(点検要領を具体的に記した)
  を参考にして頂きたい。

紅葉レガッタにおけるモーターボート責任者作業要領

(正式文書はエクセル表です。それを無理やり、ここに貼り付けたので、読みづらいと思います。失礼します。)

項番 日時 実施項目 内容
A. 前日前迄に実施
1 前々日迄に 使用予約 理事の方が湖面利用申請と併せて使用予する

B. 前日実施項目
2 前日 燃料搬入 満タンのガソリン2缶、混合燃料1缶を事務所から搬入願いします
3 前日午前中 全4艇、始動前点検、始動確認 始動前点検で不具合生じたら、管理事務所に対応依頼
4 水路等作業 作業艇は始動後、適宜、作業に運用 係留地にはアンカーを打つ。レガッタ関連作業終了後は必ず撤去する(舫い)
5 作業終了後 全艇、燃料補給と係留時点検 作業艇は作業艇最終使用者が実施。審判艇は各操縦者が実施する。

C. レガッタ当日実施
6 0645時 流木拾い担当者集合 審判艇操縦者2名、学生2名で実施
7 0650時 全艇始動確認 責任者は全艇の鍵を借りて、全艇の始動前点検、始動、暖気運転を行い、エンジンを停止する。鍵はそのまま。
8 0700~0800時 作業艇1: 流木拾い 審判艇操縦者2名、学生2名で実施。服装は学生含めて各自準備。(合羽、長靴、軍手)ライフジャケットは責任者が確実に着用させる。木の根本の様な複雑形状は水面に現れる部分が目立たないので注意。学生の力は有効。
9 流木拾い後 各艇操縦者へ申送り 各停操縦者に、鍵、艇の情報を伝える。
10 人員等運搬 作業艇1,2(監視艇)人員運搬 審判配置3箇所、必要ならば撮影配置、見張員配置場所に人員を輸送する。
11 審判艇稼働 審判艇1,2 審判乗艇、配置 審判要具は審判持参
12 レース実行時 全艇、各位置で任務運用 1.トランシーバーは各艇必携。審判とダブルが緊急対応の為に必要。 2.審判艇は交互にレースの審判を行う。 3.走行のコース、および速度は審判の指示に従う。 4.FinishからStartへの戻りは可能限り低速かつコースから離れて、引き波を立てないこと。
13 午前レース終了後 監視艇、人員回収、係留 1.陸上審判、撮影者、見張を回収する。 2.接岸時、ボートフックを桟橋側で取ってくれる支援者が居ると助かる。
14 審判艇、帰投、係留 同上 2.
15 午後レース開始前 作業艇1,2(監視艇)人員運搬 10に同じ
16 審判艇1,2 審判乗艇、配置
17 レース実行時 全艇、各位置で任務運用 12.に同じ
18 午後レース終了後 監視艇、人員回収、係留 13に同じ
19 審判艇、帰投、係留 14に同じ
20 係留後 全艇、係留確認 1.責任者は作業船操縦者から各作業船の運行報告を聞く。 2.審判艇操縦者2名が担当
21 燃料補給 満タン、電源OFF、ベント閉、キングストーン脱(作業船のみ)[審判艇操縦者2名が担当]
22 鍵返却・報告書提出 責任者は所定の報告書に赤ペンで記載、提出する。

※ 各々の項目の詳細については、モーターボート取り扱いマニュアルによること。

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