2019年9月22日日曜日

【日記・教程】宮ヶ瀬湖漕艇日記 今日もモーター

概要
2019.9.21土 曇り、無風、午前中

使命
シングルスカルの支援
Kd氏のモーターボート操縦慣熟

経緯
モーターボート免許取得の講習が間近のKd氏、本日は教程本を持参し、本腰を入れての用意で、私は支援も可と事前に連絡していたので、ご指名とあれば、で今日もモーターボートとなりました。

モーターボート操縦慣熟内容
主に操船

1.目標を定めての直進
2.目標を定めての変針
3.羅針盤の指示に従う変針
4.後進、操舵と船体の動きの慣熟
5.蛇行
6.着岸(カヌーポンツーンにて)
7,人命救助

慣熟評価

 1,モーターボートの操船慣熟訓練に有資格者として同乗するに当たっては、私も再勉強。その内容は実技試験要領、発声、合格評価基準です。何せ私の取得は平成元年。
 2.本日は生憎無風状態、人命救助はどの方向からも可。前回に比較して格段の上達がありました。ブイにタッチができる迄。了
3. 目標を定めての変針はアンダーシュートもオーバーシュートもありませんでした。了
4.羅針盤の方位指示による変針は、面舵と取り舵にまず慣れる。羅針盤の方位指示、大きくする場合は面舵(右に変針)、小さくする場合は取り舵(左に変針)を身体に身につける(注1)。北0を挟むとさあ、どうなるか?330から30度に変針、これは面舵、取り舵?
5.羅針盤の動きにも慣れる必要があります。表示が動いている場合は、当てにならない。応用動作としては、羅針盤だけに集中し過ぎず、変針方位の地形目標を設定する方法が実は良いでしょう。
6.着岸は岸壁に着けると不合格になるので要注意。岸壁との距離は1~2mでボートフックが届く範囲内が合格基準です。了
7.目標を定めての後進。了
8.全般に2日間の宮ヶ瀬湖、モーターボートの操縦慣熟で、Kd 氏は本番に備えて、大分余裕ができたものと実感しました。

シングルスカル支援後記
  1. 全般的に問題が在るとすれば、シングルスカルの良さにその原因がある。気儘に漕ぎ手の意志で漕ぐことができる。誰も僚友艇のことなど気にしない。私も実はそうですが?!
  2. 6艇もシングルスカルが出ると、帰り時は、先頭が北500ブイ、しんがりが南750mブイにまで広がる。1艇のモーターボートで1,250mに広がるシングルスカルを視認監視は困難に近い。
  3. 宮ヶ瀬湖遊覧船の引き波は大き過ぎてシングルスカルにとっては始末が悪い。陸で反射する波もなかなか消滅しない。お気をつけて!
  4. 米高女Jさんは初めての宮ヶ瀬湖単独漕航なので気にはしていて、注意をしていたが、帰投時は、ペンタ艦隊から大分先行したので、見失った。
  5. 遊覧船の動静に対しては、自分の目で確め、無線傍受可能な全艇に避難誘導を伝え、傍受できない艇には拡声器で呼び掛けた。
  6. 無線が発信された。この発信局にあなたの位置は?と尋ねたらまともな回答が来ない。無線は持っていても、正しい位置通報ができない。これは大いなる課題ですね。

動画

ピンボケの動画ですが、宜しかったらどうぞ!

ご安全に

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注1. 面舵と取り舵
    コンパス     十二支  
方位  000~360      子~酉 
旋回 
 右  指示 増  丑舵(子の右隣)おもかじ
 左  指示 減  酉舵(子の左隣)とりかじ

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