一つは自分の身体の問題で、これは自分がコントロールしなければならない。
もう一つは、相模湖漕艇場の艇の問題である。
昨年位迄は、相模湖漕艇場は、シングルスカラーのパラダイスであった。安い使用料で安全に整備された艇を行けば漕げる。その事は、Nr氏と良く語っていた共通の認識でした。
ところが最近になって相模湖漕艇場がシングルスカラーのパラダイスであると言うことが崩れ始めている。
去年迄は、高校生と一般の私達の間で、艇の棲み分けが存在していた様な気がする。高校生はスピードが出るレース艇で、私達一般個人は古びた練習艇、SS何号艇で練習してきた様に思う。
いや、もしこの棲み分けが無かったとしても、こんなにキャンバスにテープのパッチ当てが増えることは無かったし、L盤が外れたまま。なんてことは無かった。
ところが最近、この古びた練習艇で練習しなければならない高校生が増えてきた様な気がする。それも健全なレース艇が少なくなって来たからではないかと思う。
結果、その棲み分けが維持されなくなってきた。
多分、漕艇場の職員の皆様を修理に総動員しても、艇の維持管理が追い付かない程、損傷が多発している感じがする。
今日は
- シングルスカルでL盤が付いているものがほとんどラックにない。高校生は自分の練習には自分のL盤を取り付けるが、自分の練習が終わった後、元に戻さないのが当たり前の様である。
- 一見、元に戻してあるようだが、ナットはユルユルで、増締めしなくてはならない。
- そんなことがあって、何時も愛用するL盤の無い艇から、替わりにL盤の付いている艇を出したら、キャンバスは大きく破れている。
- 実は私が利用させて頂いている艇には、もっと大きなキャンバスの破損があった。
- そもそも、高校生が、レース艇で練習せず我々一般が乗るような古臭い練習艇で練習する様な事態に何故なったのか?
- このまま行くと練習艇で練習したくても、健全な練習艇もなくなり、自分達で自分達の首を絞める始末になると思う。
- 来年、私が練習に使わせて頂ける艇が残っているだろうか?
- 自分の物ではない。他人様の物で練習させて頂いている。自分の物はオールとL盤だけ。艇を借りるマナーとして、壊さない。終わったら借りる前に戻す。それは当たり前の様な気がするのだが…
- 大事な3年間の高校生活、単なる漕ぎ手としてではなく人間として育てる為には、一人一人を漕ぎ以外の部分で看てあげないことには…
- 還暦漕艇入門者として、相模湖漕艇場がシングルスカラーのパラダイスであり続けることを願うのですが…
帰り際、漕艇場の職員の皆様にはこの一年、お世話になったお礼を申し上げると同時に、新艇購入は再来年とのこと、それまでの修理作業が膨大になることが予想される。是非、必要な修理予算の確保をお願いして漕艇場を離れた。
Over
1xer-novice
P.S. 練習を終えて、艇を揚げて、オールを片付け様と思ったら、私のオールが別の艇に装着されていて、グリップの付いていないスカルオールがペアで桟橋に残っている。
怪な話である。
誰がグリップの無いオールで漕ごうとして桟橋に持って来たのか?
誰がグリップの無いオールで漕ごうとして桟橋に持って来たのか?
私はグリップの無いオールを替わりに片付けましたが。不思議。この状態で漕げると思ったらしい。
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