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2019年12月23日月曜日

【日記】宮ヶ瀬湖漕艇日記 2019.12.21土 漕ぎ納め

2019.12.21土 1000~1330 昼食会含む 曇り 無風 無波 
テーマ K4+ 2艇の紅白戦
今日は今年の宮ヶ瀬湖の漕ぎ納め・大掃除。漕艇者として、産湯を浸かったのは相模湖ですが、育てて頂いたのは宮ヶ瀬湖ボートクラブ。漕ぎ納めと初漕ぎは故郷に。
詳細
  • 漕ぐ部は、紅白2チームに分かれての4レース対抗戦
  • 私の様な漫漕派もたまには真剣に漕ぐのも良いものです。
  • 私は紅組、im, kd, tb,mrs, hg, mk,mと組みました。
  • 全4レースの前2つは、私、m,im, kd,mrs(cox) ,後半は、mrs,mk,hg,tb,私cox がクルー編成。
  • 第1レースはスタートから我紅艇、ストロークサイドに大曲がりで負け。
  • 第2レースは互角の勝負。これは審判艇操縦していたtbさんが仰られた。新人2人と言ってもimは今年始めたものの練習熱心で、パワーもあるから既に新人からは脱している様です。
  • 第3レースからはメンバー替わって私はcox。cox経験僅かな私、イージーとイージーローの順番を間違えを指摘されるほどのずぶの素人。
  • 私のコックスとして信条は「無意識を意識する!」です。レース中は競争相手を見ない。見るのはコース前方の目標物だけに集中すること。
  • 理由は、私が競争相手と自艇の差を判ったからとして、漕ぎ手に適正な号令が出来るわけでもない。
  • もう一つ言えば、相手を見ると無意識の内に、そちらに舵を切ってしまうことが起こり得るから。
  • 第3レースは我艇の左舷側を走る白艇がどんどん遠退いて岸に寄っていった。
  • 第4レースは我艇の左舷を走る白艇がどんどん近づいて、オールがチャンバラする寸前迄。コックスの私は頭真っ白。ベテランクルーが判断して無事。
大掃除、食事会…割愛

メールで伝えたかったこと

会長の今年一年の締めの後で申し訳ないです。

昨21日、土曜日漕ぐ会での出来事、K4+2艇による最後のレース、私、赤組で西側のコース、コックスしておりまして、ハットしたことがありました。

フィニッシュ付近でオールが絡みそうになるまで白組艇と接近、コックスの私はどうして良いものか頭がまつ白くなりましたが、漕ぎ手の方々が、沈着冷静に判断されて無事でした。

1.審判艇は

レース中、両艇が接近する場合は、審判艇から曲がっている艇に対しメガホンと旗で右または左に進路修正を指示する。ことになっていると思います。

お遊びレースなのでタイム、距離はアバウトで良いです。お遊びレースと云えども衝突はアバウトと言うわけには行かないので、そこだけは、審判を誰がやってもmust であると思います。

今後も同じ様なミニレースが有り、誰が審判になるか判りません。

審判艇はメガホンと旗で軌道修正を指示する。これだけは一つ、誰もが納得・実行しましょう。

誰が審判するか分かりませんので、レース前に一言、レース実施手順の一つとして取り纏め担当から全員に周知徹底しくださる必要もあるのかなと感じました。

2.浮標の意図

臨時に打たれたFinish浮標に分離の役目は有ったのでしょうか?つまり、
2艇の内の一方はその浮標の西側を通過、他方は東側を通過しなければならない浮標。
この浮標があって、全コックスがその事を認識してれば、接近は防げると思います。
私はスタートラインから見て、白浮標が3つ確認できましたが、その最東端に見えたのが分離浮標と認識してましたので、その西側を目指してました。

3.結論

個人の問題としてではなく、個人で構成される組織として、今日起きた状況について、どうして起きたの?どうすりや起きなかったの?を考える必要性を感じましたので、投稿いたしました。

折角皆様楽しい今年最後の土曜日漕ぐ会を満足されたのに、こんな書き込みして申し訳ないです。

4, お遊びレースこそ事故が起こり易い。

 そこで対策としてはいかです。
  • コースに仕切りレーンが無いため、コックスの舵取り次第で艇は自由に動き回る。
  • フィニッシュには二艇のコースを分離する浮標を設置すること。
  • 審判艇を用意すること。
  • 用意された審判艇は艇に対し、進路を適正に保つよう指示すること。
  • 審判艇は衝突回避のために、レースの中断を必要ならば指示すること。

ご安全に!

今年最後の土曜日漕ぐ会、皆が楽しめるお遊びレガッタでしたが、仕切りレーンがないお遊びレースは、真っ直ぐに進まない。これが大前提。前以て予想しておかないと、今回の様なヒヤリ・ハットがおきます。
以後、注意!

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2019年12月19日木曜日

【日記】宮ヶ瀬湖漕艇日記 2019.12.14土 返さないバックロー!

2019.12.14土 10~13時 晴 微風 流木、流塵 多
冬時間、10時集合 4X+ 6km
本日の配艇は1@8+と1@4X+ と1@モーターボート
  • 所用があり、11/23土の戸田以来のローイング。今日も含めて宮ヶ瀬湖は残すところ、今年2回。お世話になっている宮ヶ瀬湖に足を運ぶ。次回は大掃除です。
  • 私はスイープ好みでないので、4X+の3座を漕がせて頂く。
  • 湖面のゴミのお陰で今日の漕ぎは不完全燃焼。宮ヶ瀬湖を漕いで南1kの浮標に到達できないと、燃焼した実感が湧かない。
返さないバックロー

返さない(オールブレードを)バックローを信奉する本質
練習する価値あるの?

漕艇者としての逸材、超人O氏と還暦漕艇入門者である私、日頃の練習の中で如何にO氏と向き合うべきか?をたまたまあった返さないバックロー問題を題材に考えてみました。
  • コックス令による方向転換時、バックロー側のオールを返す漕ぎ手と返さない漕ぎ手の2手に別れた。私は返す。私の目前の整調は返さない。
  • コックスは整調に合わせる様に指示したので私は納得できず蘊蓄(うんちく)をその場で述べた。
  • ローもバックローもオールのウェアプレートをローロツクに当てることによりブレードをスクエアに保ち、切り込みを防ぐのがローイングの基本。だからバックローは返すものだと。
  • 返さなければ、スリーブの曲面をローロックに当てることになり、ブレードをスクエアに保つことが難しく、切り込み起きて危険とも。
  • そんな時に同乗クルーの何方かが、では、O氏に聞いてみたらどうか?と仰った。返さないバックローはO氏のモットー。

  • ローイングも終わり帰宅してからメーリングリストに投稿した。
  • コックスが号令する方向転換の際に、返さないバックローを使うなんてことあって良いの?
  • そのメールにドイツのオリンピック選手がシングルスカルを漕ぐ動画を添付した。その中で返すバックローをしている。信奉すべきは、このドイツのオリンピック選手ではと暗示したつもり。
  • 早速O氏はメーリングリストに登場された。彼は返さないバックローの哲学を長文で述べられた。私は逆に以下の疑問が…
  • ①普段4X+を漕いでいる人で誰が返さないバックローを必要とするか?
  • ②必要としない返さないバックローに、どれだけの人が練習することに価値を見出すか?
  • ③難しいバックローより簡単で安全なバックローで良いのでは。
  • O氏は漕艇者としては超人。オールを返さないで専らバックローする人。哲学、技術。私の様な凡人シングルスカラーは到底真似できない。
  • 凡人漕艇者は安易に超人の教えを盲目的に真似してはならない。自分の身の丈に合った漕艇を楽しむことが安全に繋がる。
  • 私は、自分が出来る、出来ない、やる、やらないを納得した上で実行するべきと強く感じた。
  • メールリストで会長さんが支援を求めたI氏、メールリストに参加下さり「返すバックロー!」流石会長さん、師の選択も確か。
  • O氏を信奉する人はまだまだいらっしゃるだろう。しかし、O氏が言うからやる妄信は捨て、自分の力量、理論、背景(TPO)、安全性を裏付けした上で、納得して実行しましょう。納得出来なければ、実行しない。
  • コックス号令による方向変換は「返すバックロー」に一本化されるでしょう。「返さないバックロー」
超人が言うからそれに従うは、超人とは歴然と差がある凡人である自分を置き去りにする危険を孕みます。

オールを返す、返さない。何だそんな詰まらないこととお考えになるかもしれませんが、安全第一のローイングだからこそ、神の領域に凡人は簡単に立入らない方が宜しいのです。

ローイングでは特に自分に適した師を選びましょう。

ご安全に!

ドイツのオリンピック選手、Eric Johannsen氏のシングルスカル練習風景。信奉するならこの人でしょう。
「返すバックロー」してます。

私は「返すバックロー」しか、できません!「返さないバックロー」には恐怖感があります。

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2019年12月18日水曜日

【Coastal Scull】【動画】初漕ぎ 2019.11.23土

11.23日は生憎の雨
更に悪いことに、1000~1030時のコースタルスカルを試乗している時間帯、コースは閉鎖。
折角来た戸田国立漕艇場の直線コースを漕ぐことが出来ませんでした。
その様な厳しい環境の中で、Swift Racingのコースタルスカルを試してみました。

Swift Racingのコースタルスカルの印象

印象
  • 構造はセーリングディンギーと同じ。材質はGFRPと思われますが、シェルと上甲板が空気室を形成しています。
  • 艇体の幅は私が動画で見ていたコースタルスカルより狭く感じました。それは、オールロツク・スパンと艇幅を比較してすると判りますが、リガーの大部分が水上に出ています。
  • 動画で見るコースタルの中にはローロックの位置がほぼ艇舷と言うのも見かけます。
  • スターンには空気室の水抜用キングストンがあります。
  • 丈夫な構造の為、重量はオリンピックレース艇より10kgは重いそうです。
  • Swift Racing のコースタル・シングルスカルは艇幅が私の想像していたより狭く、乗艇していても、オールのグリップから手を放す余裕は正直持てないほど、安定性は、不十分な感じ。
  • 私がコースタルスカルC1Xに期待する安定性は、艇の上で立ち上がっても、転覆しないこと。
  • 艇のスターンにはフラップが装備されていて、水を吐き出し、入り込ませない機能があります。
  • 私には重くとても1X の様に担ぎ上げることは出来ません。体格十分な西洋人にはできるらしく、動画でも担いでいるのをご覧になれます。
  • 私の様な低速ですと、一般のシングルスカルではhands awayでリカバーを止めるとどうしても傾き、ブレード片側摺りますが、流石にコースタルスカルはその傾向が無いようです。
  • バランス、動画でも判りづらいと思いますが、hands awayの状態で、左右のグリップの高さを変えて、艇をローリングさせました。反応は一般のシングルスカルと変わらず、敏感にローリングしました。
雨の中、見苦しい動画になってしまいましたが、一応ご紹介いたします。長いです。編集作業に時間が取れなくて、

着目点は以下でしょう
  • Hands Away してグリップ高さを変え、艇をローリングしたときの場面
  • リカバリー時、hands away位置でオールの動きを止めて滑走するときのバランス状態
本来、強調したい場面だけを抜粋すべきなのですが、カット無しで申し訳ありません。

Swift Racing Japan 椎名氏のご協力による。


さて、次回は動画、資料をインターネットで集めて、理想的な、競技と言うよりは海で安全に漕げるコースタルスカルを探したいとおもいます。

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追伸

コースタル、毎週漕ぐとしたら、多分、ここですね!
何処でしょうか?






2019年12月3日火曜日

【Coastal Scull】試漕ぎ 第5談 World Rowing Championships

私の漕艇履歴には「競漕」に余り重きはありません。
だから、Coastal には交通手段としての船の機能を求めます。自然環境に於て船には限界があるものの、少なくともシングルスカルに交通手段としての機能を求めるのは無謀です。

しかし、漕艇愛好者の大抵の方は、競漕志向です。Coastal Rowing にも競漕があります。World Rowingは毎年一度開催しています。FISAが主催しているWorld Rowing Coastal Championshipをご紹介します。

これもWorld Rowingのサイトを読んで頂ければお分かりの通りなのです。…


 過去のCoastal 選手権の結果はこのFISAのサイトでご覧になれます。ここにも借用してきました。

View comprehensive results from past World Rowing Coastal Championship regattas here:
Coastal Championshipsは、Olympic形式の平な水面を真っ直ぐ漕ぐのとは全く違います。と言うのが選手の実感の様です。
Coastal Championshipsは、例年10月に行われ、決勝は6km、予選は4kmの幾つかの浮標を周回するコースで実施されます。
 今年は香港で、日本からはSwift Racing Japanの代表、椎名さんも出場されました。
 広く普及すること願っています。

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次回はいよいよお楽しみ?!
私のCoastal Scull 体験記を動画込みで紹介します。




2019年12月1日日曜日

【Coastal Scull】試漕 第4談 World Rowing Tour日本でも

 今回はFISAが主催するレクリエーション・ローイング「World Rowing Tour」におけるCoastal Scullの大きな役割について紹介します。

 FISAは1971年からWorld Rowing Tourを始めています。48年間も続いているんですね。

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最近のツアーではCoastal Scullが使用されています。
イタリア、スペイン、何れも海洋を漕ぐツアーだからです。

  • 2018.スペイン



  • 2017.イタリア

ギリシャ第2の都市、テッサロッキーニのコースタルローイングクラブの合宿の様子


憧れるコースタルローイング、日本でも当たり前になる時が早く来ると良いですね。
期待してます。

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