宮ヶ瀬湖ボートクラブでは、5月~10月の水温がそんなに低くないシーズン中は、月2回のシングルスカルデイがある。
シングルスカルデイでは救助艇が用意され、希望者はシングルスカルを漕ぐことができる。奇数週は5大学OBのペンタさん。偶数週がボートクラブ。
スカルデイの今回、艇庫に近い水域、正面湖と呼ばれる水域で初心者の沈が発生した。
今回の沈についてはトランシーバーの私は交信内容しかわかりませんが 、陸のMkさんから落水者を先にあげよ。との指示が何度も救助艇に出ていた。
これは明らかに異常である。何故スムーズに落水者がモーターボートに上がらなかった?
後日、私は救助者に問い合わせた。今回はこの異常な事実の把握から分析をスタートする必要があると感じたからだ。
後ほど、皆様は救助者の報告メールから、ある事実が知らされた。シングルスカルから落水者、大事な物を入れたポシェトを湖底に沈めない様、片手にそれを持っていて、救助艇にはポシェットの救助を真っ先に頼んだ。実はそれに手こずったらしい。それで落水者は救助艇に中々上がることが出来なかった。
早い話、シングルスカル乗艇の心得を持たずして、この漕ぎ手はシングルスカルの練習を始めてしまったと言う訳だ。緊急事態の飛行機から脱出するのに荷物を持って…は宜しくない。
シングルスカルに乗艇する者が、沈を想定外にしてはならない。沈しても携行品が湖底に沈むことがないよう、対策を事前に取っておく。それが当たり前。
振り返ると、私が61歳でシングルスカルを始めた時、2人の恩師のお世話になった。宮ヶ瀬湖では三原さん。相模湖では漕艇場長だった佐々木さん。
当時の私、60過ぎていたがシングルスカルに乗りたい気持ちは大きく、教えて頂いた事を今でも続けて実行している。たった1回の教えで十分である。
相模湖漕艇場でご紹介頂いている私の以下のサイトに、シングルスカルを始めた頃の記録を記している。ご参考になれば。
その後、
相模湖での離岸、着岸についてはYoutube に掲載しました。
携行品、特に高価な無線機の固縛も有ります。
今回、その大事な教えが無かったのでは、誰かがきちんと教えなければ…
多分、シングルスカルデイで救助艇も大事だが、心得を植え付けることは更に大事だろう。
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