本「ニミッツ提督」を読んで。
日露戦争に勝利して40年で日本海軍は壊滅した。米国にはニミッツ提督と言う優れた指揮官がいた。ただそれだけが日本の敗戦の理由にはならない。
元帥、大将、中将、少将を合わせて海軍では提督(Admiral )と言うが、この太平洋戦争で日本は315名の提督を失った。これは有史以来未曾有の事らしい。
そして戦艦10隻、空母25隻を始めとして、凡そ650隻の艦艇の内、その92%を失ったのでした。
日露戦争には勝利したと言うが、日露戦争の艦艇は全て輸入物、戦費は英国が負担してくれました。
それで日本がロシアに勝利したと、思うところに、日本人が罠にはまったのでしょうね。
日露戦争では陰の応援者であった英国と太平洋戦争では対峙しなければならなくなったのでした。
負ける国の共通点があるのかも知れない。
日露戦争も勝って何のメリットがあったか。相手のロシアも帝政で革命以前。
太平洋戦争も日本は国政は滅びるのが必至の軍国主義。
どことなく共通点が見て取れる。
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