概要
宮ヶ瀬湖本湖で漕艇練習をする土曜日の午前中は定期遊覧船が時刻表通りに運行されると練習中の各艇は遊覧船と当然出合います。
私達の練習時には遊覧船は
今回、周回コースの遊覧船と出合いました。その時私はこうやって、遊覧船を回避しました。
私達の練習時には遊覧船は
- 鳥居原往復
- ダムサイト往復
- 周回コース
今回、周回コースの遊覧船と出合いました。その時私はこうやって、遊覧船を回避しました。
2018.9.22土曜日1050時頃、帰路の為、本湖、南250m ブイの東側をシングルスカルで北上中、本湖に進入する遊覧船を視認してから遊覧船を回避する迄の一連の動作をここにご紹介します。
詳報
- 本報告を読む前に宮ヶ瀬湖水域のブイ(浮標)をご理解下さい。http://1xer-novice.blogspot.com/2018/05/blog-post_9.html?m=1
- ドックから出発し、南1,000mブイ迄南下しました。そこから3,800m離れた台船に向かう帰路の為、ブイ列に沿って、その東側を北上していました。(写真0) 写真から判る様に、ブイ列に沿って北上するとスターンは出発点の谷を指します。
- 南250mブイ付近で、1050時頃、周回コースの遊覧船が、本湖に進入するのを視認しました。(写真1)
- このまま私が予定進路を維持すると当然、自艇は遊覧船の進路を妨げます。
- 自艇はブイ列の東側に沿って北上しておりましたが、面舵(おもかじ)を取り、東岸に接近しました。
- 早い内に回避行動に入ります。面舵を取ったことで、出発した谷がスターンの延長線上より、右舷側に見えることがお判りでしょうか?(写真2)写真0と見比べて下さい。
- 遊覧船は南500mブイ付近でUターン、南下から北上に回頭いたします。(写真2)
- 遊覧船はUターンを終え、いよいよ北上してこちらに接近して来ます。(写真3)
- 東岸から30m付近の位置で遊覧船を視認できるように停船しました。
- 本来ならば、岸に接近した場合は、岸をスターンに向けるべきなのでしょうが、今回は遊覧船が常時視認できる様にスターンを沖に向けました。
- 安全な位置に退避したら、漕ぎを止めて、遊覧船に手で合図を送ります。(写真4)
- その合図に対して、遊覧船から反応(レスポンス)があれば、安全は確保されたものと考えられます。
- 今回は遊覧船のバウマンから手挨拶がありましたので、確実です。(写真4)
- 遊覧船が過ぎ去る時の引き波に対しては、今回は艇を正対しました。シングルスカルはローリングに対して、バランスを保つのが難しい艇種です。(写真5)
- 遊覧船が過ぎ去った後、帰還の為に漕ぎ始めました。その動画をご覧になると、何処まで岸に近寄って、待避していたかがお分かりになると思います。(動画2 )
- 周回コース、本湖北水域にて、一旦ダムサイトに入った遊覧船が本湖に戻って来まして、また、追いかけられます。
- 今回相当の距離がありましたので、カヌーコースの北側に逃げ込むことができましたが、それでも一時の停船のことを想定し、東岸に寄って漕行しました。
- なお、周回コース、北限の遊覧船の動きを、確認しました。カヌーコースギリギリに北限のコースを航行していることが判ります。(動画3)
1 遊覧船周回コースで本湖に進入発見 |
2. 遊覧船 南500mブイ付近でUターン開始 遊覧船に気付いて岸寄りに変針していることがお分かりでしょうか? スターンの位置が写真0と違っています。 |
3. 遊覧船 いよいよ北上 自艇は岸に寄る |
4.遊覧船に手で合図を送ると、遊覧船バウマンからも、 手合図が、両者の存在をお互いに確認できました。 |
5. 遊覧船の引き波が大きくスターン端は沈没するも
揚艇後に浸水ないことを確認できました。
|
動画
動画1
遊覧船は速い
動画2
何処まで岸に近づいたでしょうか?
遊覧船 周回コース 本湖北水域での動き
動画3
周回コース、遊覧船の北水域での北限は?
注意!
- 我々の漕ぐ漕艇用小船の進路の優先権は一番低く、遊覧船に進路を譲らなければなりません。
- 定期遊覧船ですが、操縦者は人間ですので、周回コースそのものがその時々で当然変わります。
- 時刻、遊覧船の位置については多少誤差があります。乗客がいなければ運行も無いでしょう。そこは要注意です。
- 漕艇者は臨機応変、適宜な対応をしましょう。
- 早めの回避動作と遊覧船とのコミュニケーションが安全に欠かせません。
- 皆様も御安全に!
Over
1xer-novice
0 件のコメント:
コメントを投稿