皆様この事故に対しては、独自に色々調査をされましたので、途中経過報告を纏めました。
1. 鶴見川の漕艇場にてYb氏
スイープオールラック幅 82ミリ
スカルオールラック幅:68~70ミリ
スカルオールカラー寸法は90ミリ
スイープオールカラー寸法は110ミリ
この情報に基づき、下図の各寸法は
寸法A (90 + 60)/2 = 75
寸法B 82
寸法A < 寸法B なので落下
スリーブ面間寸法はスカルオール幅 - 10とされるならば仮定
2. 相模湖スカルオールのスリーブ計測結果より(1xer -novice )
1.の寸法計測と相模湖のスカルオールのスリーブ測定結果から、
スリーブ面間寸法 50ミリ
寸法A (90 + 50 ) /2 = 70mm
寸法B 82mm 78mm どちらでも
寸法A < 寸法B なので落下する。
3. 事故発生ラックとオール(Mr.、安全担当理事)
ラックは3種類
a スカル用ラック 70mm
b 金属スペーサ挿入ラック 70mm
c スイープ用ラック 78mm
スカルオール(某高校所有)
カラー 82mm
スリーブ面間寸法 52mm
測定したMr.氏
スカルオールを70mm 幅のスカル用ラックに挿入し、一杯に片寄るとスカル用ラックからも落下しそう。
これを計算で検証してみると落下することが検証できます。
寸法A {82 + 52)/2 = 67
寸法B 70mm
寸法A < 寸法B なので落下する。
4. 中間的結論
相模湖漕艇場の貸しオール
スリーブ面間寸法 50mm
カラー径 90mm
ラック幅 60mm
寸法A 70 >寸法B 60mm
なので落下しません
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オールが落下する状態図 |
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事故検証に不可欠な調査項目 |
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5. 複数のスカルオールをスイープオールラックに押し込む危険
オールを引いて落とすこともあるでしょう。
しかし、安全確保のため複数のオールをラックの奥につめこむ。この方が危険です。
引いて落とすより、キチンと押し込む方が危険。
どうして?
複数のオールが幅広ラックに押し込められると、押し込められたオール群はカラー同士が当たるのでラックアーム内、片や右や他方は左にと順番に片寄ります。
この片寄りオールが皆上記図の様になりますと押し込む力が消えたとき、全部脱落、落下することになるのです。
引くより押し込む方が実は怖い。
皆様の努力で、検証項目「スイープラックからはスカルオールが落下する」(漕艇場職員様のメールにもありますが)と言う当前が検証できたように思われます。
検証会8/24以前に皆様がこのメカニズムを理解されることをお願いします。
ご安全に!
Over
1xer-novice
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