今回のスカルオールがスイープオールラックから落下すした事故について、私なりに2つの検証項目を分析してきた。
何処の漕艇場もスイープオールラックが基本なので、これを発生要因と考えるのは妥当では無いようだ。漕艇場での落下事故は無いのではと考える。
やはり人為的要因が主であろう。
「スカルオールをスイープオールラックに掛けると落下する」。この当たり前の危険余地が出来ていなかった。これが発生要因の第1次的なもの。私もできていなかった。
何処の漕艇場もこれは当たり前だからスカル用に狭める処置をしている。
何処の漕艇場もこれは当たり前だからスカル用に狭める処置をしている。
このスイープオールラックに並んでスカル用に工事されたスイープラックが存在するので、全員が知らない訳ではなく、この工事を実施した担当者は知っていた。
現状、常用する艇のオールとにオールラックに艇番が振ってあり、使用したオールを戻す時、間違いなくあるべきラックに戻されて、安全な状態にある。
今回、落下したスカルオールは艇番もなく、オールラックにも艇番がない。
オールの種類とオールラックの種類によっては掛けたら落下の危険性があるにも関わらず、誰かが、単に整理整頓の為に、床にあったスカルオールをスイープオールラックに掛けた。
これが事故の本質的原因と想定します。
対策
1. オールとラックの組み合わせをキチンと決める。
スカルオールはスカルオールラックに限定しなければならない。現状問題のないオール群は艇番が振られ、ラックにも艇番が振られている。今回の事故を起こしたラックをどう使うのか、改めて決める必要がありますね。
2. 番地の無いラックにはオールは掛けないこと。
組み合わせによっては落下するオールとオールラック、決して素人判断で勝手にオールをオールラックに掛けてはならない。
無印だと整理整頓に使われるので、無印の替わりに「使用不可」を記す。
3. 高所保管を改める
縦置きで、ブレード端部が床面より1m以上もある場合は、落下事故の被害は大きくなるので、要注意!
スカルの場合、床面より200mmが適当
4. オールを括る紐
相模湖の場合、紐が壁に固定されている。宙に浮いているオールを纏めるだけで防止策になるのだろうか?
一応、私の解析と対策案作成は終わりました。
ご安全に!
Over
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