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2019年7月30日火曜日

【教本】シングルスカル初漕、何を学ぶか?

初めてのシングルスカル 

切っ掛け
  • 私は60才からローイングを始めた。目的はシングルスカルで漫漕を楽しむこと。経験のあるセーリングと違い自分の力で漕ぐ。これがローイングの魅力。
  • 相模湖の門を叩きましたが当時の場長さん、私を相手にしてくれるほど暇ではなく、宮ヶ瀬湖を紹介されました。
  • 宮ヶ瀬湖で漕ぎ始めは2013.7月、4Xを7回、2Xを1回、経験したところで、1Xの機会が与えられました。
  • このシーズン(2013)最後の1Xの日(2013.10月の土曜日)、乗りたい人は手を上げて!喜んで手を上げました。
  • 指導者の故三原さんは困ったと思います。しかし、熱意は通じるもの。みっちりご指導頂けました。
  • 私が新米だったからこそ、この様な指導を受けられました。
  • 沈せず戻り、食事時、1st Solo*おめでとう!と言ってくれました。
注 * 故三原さんはパイロットでいらっしゃったので、1st Solo(初単独飛行)と言う言葉を使われました。

指導内容

全てを覚えてはおりませんが、故三原さんの指導内容を思い出してみました。
ポイントは私の下手な図です。 

故三原さんの教えは、進む事より、バランスを身につけることを中心に教えて頂きました。
  • 故三原さん、長いロープの付いた救命浮環を台船上に用意して台船上から指導。
  • 1. 台船から離れたところで停まったまま、オールグリップの上げ下げを指導。当然のことながら艇は傾きます。グリップの上げ下げと傾き加減に慣れる。これを指導されました。
  • 2,3. 旋回です。中心側のオールは漕がず外側のオールだけ漕いで旋回します。相当時間掛けて、旋回しました。
  • この旋回中にも、漕がないオールのグリップを上げ下げさせました。当然艇は傾きます。
  • さらには、上がった舷に体重を掛けさせ、それでも転覆はしないことを確認させて頂きました。
  • 右旋回、左旋回で合格しましたら、直進への許可が出ます。
  • 進行方向の視認は首を回します。ドライブ時に見て、リカバー時には見てはいけません。
  • リカバー時のグリップは手の平を開き、下へ抑える感じでキャッチ位置まで持って来ます。キャッチに入ったらオールを指に引っ掛け、引きます。
  • この直進、台船から、離れる訳ですから、指導の故三原さんも心配だったのでしょう。
  • いつしか、私に伴漕されていました。
  • 湖に出る前、エルゴで指導を受けました。ゆっくり漕ぐ。バックローも必要。バックローは特にゆっくり漕ぐ様にとのことでした。
  • オールは転ばぬ先の杖です。ドライブは当たり前ですが、リカバー時もブレードを水に接しさせ、沈を防いで漕いだ覚えがあります。
  • 2014年9月から相模湖でのシングルスカルが始まりました。始めてからかなり長い間、リカバー時もブレードを当てバランスを取ってましたね。

初めてのシングルスカル、指導要領


シングルスカルを目標に入会される方に故三原さんの適切な指導が届きます様に、と記させて頂きました。

ご安全に!

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