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2019年5月12日日曜日

宮ヶ瀬湖漕艇日記 2019.5.11土 知らぬが仏

概要

2019.5.11土 晴、風ダムからの東風強、
0945離岸 1015 南1,500ブイ 1055 着岸 シングルスカル 8km
着岸して艇体の破損を発見。
「知らぬが仏、無事で良かった。」

詳細
  • 2019年のマスターズを迎え、各出場クルーは練習に余念がない。学習院大学の「桜艇会」クルーも参加しての本日総勢25名、8+が2艇も出た。
  • そんな熱気とは無関係な漫漕派の私、今日のクルー達の練習に参加しない。シングルスカルを配艇される。3艇とか。
  • しかし、シングルスカルを出すとなるとモーターボートを出さなければらない。結局、名目上はモーターボートをMr氏と私で交替する。
  • 私の場合、ドックから南1,500m往復がシングルスカルを漕ぐときの日課ですので、Mr氏には南1,500mまで監視をお願いすることになった。なるべく早く戻りますから。と言って。
  • シングルスカルが本湖と正面湖で練習する場合、モーターボート1艇で監視するのは無理。それでもMr氏は本湖に出る私の監視を責任持ってやって頂いたのは有難い。
  • 本来ならば、本湖に出るシングルスカルにトランシーバーを持たすだけで、十分安全確保ができるのだが…。相模湖の様に。
  • 私が使用したシングルスカルは沈体験用に調達された代物、S7で前回も漕いだ。その時、何故かオールがスクエアにならず、何度も切り込みそうになった。その日、上陸した後ローロックピンのスパンを広げたので、今日は大丈夫と信じていた。
  • がしかし、今日も何度も右舷のオールが切り込みそうになる。特に帰路のダムからの東風が強い部分では、なかなか前進が出来ないと同時に、切り込みが気になった。
  • 前回、調整したローロックピンのスパン以外に問題があるのでは、と考え始めた。ピンそのものがスクエアを保てない位置にあるのでは?そんな気がしてきた。ピンがおよそ垂直であるべきところ、その様にはなっていない。そんなことが起きるのだろうか?
  • 一応目標の南1,500m往復して、桟橋に着岸した。
  • その時、モータを降りて待機していたMr氏がS7の左舷、水切り板からおよそ400mm位トップにかけて、舷と上甲キャンバスをつなぐテープが剥がれているのを発見した。
  • Mr氏も私も最初はそう思った。艇庫前に艇を運んで、艇整備に懇親に打ち込んでくださっているSgr氏に早速見て頂き、大変なことを発見された。
  • テープは実際にはしっかり接着している。問題は構造上の外板の上と側面が分離していること。本来、L型鋼であるべきところ、2枚の平板になってしまった。長手方向の強度は著しく低下する。
  • Sgr氏によれば、この状態、反対舷にも生じる可能性がある。この症状だと艇が真二つに折れるそうだ。
  • 今日、私が漕いでいてそのようにならなかったのは幸いでした。
  • 対策は接着だそうだ。綺麗に接着できると幸いです。
  • 本日も無事に漕げました。ありがとうございました。
  • 南1,500mブイ往復課題達成できましたこと、ありがとうございました。

Over
1xer-novice

艇状態

ニュージーランドではローイングクラブにメンバーが艇の状況を共有化する様に義務付けられています。
特にシングルスカルの場合は、沖に出てからの不具合発生は致命的な結果になります。てなことで、私が知り得た情報をここに掲示します。
変更があれば適宜、反映します。

2019.5.11.土曜日漕艇終了時の1Xの状態
  • S2 : 使用不可(変化なし)リガー紛失の為
  • S5 : 使用可(応急修理完了)キャンバス穴応急処置、杉浦さん完了して頂きました。ありがとうございます。
  • S7: 使用不可(追加) 艇の外板が上面とフェンダー部分で分離していることが判明(右舷、水よけ付近から前方にかけ300mm位、もしかしたら左舷も?)。この部分の分離は艇の構造上の強度を弱くし、艇が折れる可能性が高い。(杉浦さん談)対策は要接着。


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