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2018年1月29日月曜日

提督ニミッツの誕生 ミッドウェー海戦では

米国が凄いのは、適材適所を組織が実践することです。
このニミッツなる人物は、少将からいきなり大将に抜擢されました。
戦争時期にこれだけの適材適所なる人事異動が米国では出来てしまうところが凄いです。

1942年6月のミッドウェー海戦前、提督は日本の交信で次の目標は暗号"AF"であることを知っていました。
提督はミッドウェーが日本軍の次の目標だと確信しながらも、"AF"が何処であるのか定めたかった。
そこで提督は日本軍に判る様に平文で"ミッドウェーの清水製造装置が壊れた"との偽情報を流しました。そしたら、日本軍は暗号文で"AFの清水製造装置が壊れている。"と発信したのでした。提督の思う壷。
それで、提督はAFがミッドウェーであることを、日本軍の狙いがミッドウェーであることを確信しました。

日本軍の計画は、暗号文が解読されていて、時刻から攻撃計画までこれで全て読めていた様です。

米国空母2隻、日本空母4隻の戦いは、日本空母4隻沈没。
戦死者 日本 3,000名、米国 300名の結果となりました。

提督はハワイで指揮を執るのですが、提督の仕事とは、戦いが始まる前の人事が仕事。
戦いが始まったら、部下に任せたまま、経過の情報を遠くハワイで入手するだけと、言った感じです。

これも科学の差かなと思うのですが、ハワイとミッドウェーの間には、海底ケーブルが敷設されていて、両者間の通信は有線、所謂、電話で通信が出来ていたのです。

全く話は異なりますが、
敗戦後、マッカーサーが厚木に降り立つ前に、米軍は横浜港と厚木基地の間に油送管を1週間足らずで敷設してしまうのです。これも驚きです。

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