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2019年7月4日木曜日

【感慨】人生と漕艇(Rowing)終が来たときに困らない為に

 漕艇を人生の終迄出きる人は幸運です。

 そんな幸運な方が我がクラブにはいらっしゃった。その方は持病の心臓病を抱えていらっしゃったが、漕艇が大好きで、全日本マスターズに何度も出場されていた。そして、最期もレース中であった。
 御本人はともかく家族にとっては突然のことで心の準備もなかったでしょう。

 還暦漕艇入門者である私が、我がクラブにお世話になってから丸6年になります。多くの方は私の大先輩達。最近、ぼちぼち大先輩の中には退会される方も出てきた。
 
 Stoさんがボートをやめてからどれだけの月日が経つだろうか?やはり怪我が原因でしたね。80になられて、体力も相当低下されていたと感じました。お住まいは丘陵地帯で、脚力の落ちた今、自動車を運転されているのだろうか?心配です。丘陵を開拓された分譲地は、高齢には辛いのでは、と最近考えるようになりました。
 Stoさん、私が始めた頃には最長老の様にお見受けしました。

 持病のあるのKWKさん70過ぎで退会。理由はビジネスの為らしい。アイデアマンで技術者上がりの方。突拍子もない行動がメンバーを驚かせた。キャンバスがオールで破けた時の行動は今も信じられない。
 ビジネスをやりたくて退会とのこと。ビジネスの成功をお祈りします。

 ご夫婦で楽しまれていたNnm氏、旦那様が突然の癌再発で亡くなられた。今はご奥さまだけ、来湖されている。旦那様を奥様は何と呼んでいたか、一度おきしたが覚えていない。旦那様は年齢的には私より一寸先輩でした。

 Izkさん、紅葉レガッタの時だけ、お顔を拝見する。

 そして今回、Imi氏、昨日だったか退会届けが、ご自身からクラブのメーリングリストに流された。会長様には直々に電話されたとのこと。
 自宅で作業中、脚立ごと倒れて、肩を怪我された。それで潮時と感じられたとのこと。
 メンバーからは怪我された肩が治ったら、また一緒に乗りましょう。との励ましの言葉が、数多配信される。
 彼も私と同じで漕艇経験はこのクラブに入ってから始まった人。そんなんで同じ道を歩く先輩として親しみがある。
 退会届けに対して、再考を促す応援メールが数多配信される。私も励ましの言葉を掛けたいが、やはり、何にでも潮時がある。
 ご本人の気持ちが一番大事だし、ご本人しか責任を取れないのに、他人が口を出して良いものか。と考える。
 ただ大事なのは、同舟した仲間として、舟を漕ぐことが無くなった人でも受け入れる環境はあっても良いし、必要だろう。
 そんなんで私は退会を再考してなんてことは烏滸がましくて言うことができないが、いつでも宮ヶ瀬湖に迎え入れる環境を用意したい。
 ただ、漕艇後の昼食を会食するだけでも宜しいのでは。

 還暦漕艇入門者である私の漕艇モットーは

「健康だから漕ぐ。健康の為に漕ぐ。」

だったかな。

 我が愛するシングルスカルの場合、漕ぐだけではなく「ラックからラック迄」が付随する。
 重量20kg近くあるシングルスカルを担ぐことは、漕ぐ以上に体力が要る。実はこれが漕ぐよりもっと大変なのは、シングルスカル愛好者ならば判ると思う。

 そう言う意味では、シングルスカルは一人ぼっち。やめるのも、始めるのも自分だけの意志。誰彼に大騒ぎされることはない。

 多人数艇しか知らないと、一人ぼっちの大切さ、本来漕ぐと言う真の楽しみが大事であることが判りませんよ?
 と危険なシングルスカルをお勧めする。
 
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